土用の丑の日~なぜウナギを食べるのか~
土用の丑の日~なぜウナギを食べるのか~
2019年7月8日
こんにちは!
梅雨に入りジメジメと暑い日が続いています。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
本日は、土用の丑の日も近いということで
どうして夏の土用にうなぎを食べるのか探っていきたいと思います★
■土用の丑の日に「うなぎ」を食べる意味・由来
昔は、季節の変わり目にさまざまな禁忌や風習がありました。
特に夏の土用は梅雨明けと重なるため、
衣類や調度品などの湿気をとる「土用の虫干し」をしたり、
梅干し・うどん・瓜(うり)など「う」のつくものを食べて食い養生をしたりするようになりました。
うなぎもまさに「う」のつく食べ物で、夏バテ防止に役立ちます。
また、『万葉集』に大伴家持が痩せこけた知人の夏痩せ防止にうなぎを勧める歌があります。
石麻呂に吾れもの申す夏痩せに
よしといふものぞむなぎとり召せ
かなり古くからうなぎが滋養強壮に効く食べものとして注目されていたことがわかります。
昔から体調を崩しやすい夏にはウナギを食べて
栄養をたっぷり摂ろうという考えがあったのですね。
実際、ウナギにはビタミンAやビタミンB郡など、
疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれています。
夏バテ防止にはピッタリの食材ですね。
ただ近年では、ウナギは絶滅危惧種とも言われています。
ウナギを食べる際には、感謝して有難く頂きたいものです。
これから暑くなっていくので、体調管理には気を付けて
元気よく夏を乗り越えましょう!!!
フロント 柳