スタッドレスタイヤと夏タイヤは何が違う??
スタッドレスタイヤと夏タイヤは何が違う??
2020年11月26日
みなさまこんにちは!
だんだん寒くなってきて、スタッドレスタイヤに交換しなければと思っている方もおられるのではないでしょうか?
でも、なんでスタッドレスタイヤは滑りにくいのかご存知でしょうか?
夏タイヤとの違いから考えてみましょう。
(1)ゴムが柔らかい
柔らかければ追従性が増すので、グリップ(しっかりとらえる力)も高まります。
しかし、ゴムは寒いと硬くなるので、シリカという材料を入れたり、オイルやジェルを含んだゴムを採用することで柔らかさを確保しているのです!
(2)水膜を除去する
冷凍庫の氷に手がくっ付くことがあると思いますが、それは乾いた氷が滑らないことと関係しています。
表面の水膜を除去するために、吸水ゴムを採用したり、細かな穴を作って水分を取り込んだりして氷の表面の水を取り除いているのです!!
取り込んだ水分は遠心力で飛ばされるので、吸水力が持続するようになっています!
(3)細かい溝やブロックが多い
雪に対してグリップするには噛み込むことが大切です。
そのため、トレッド(地面と接触する部分)は夏タイヤよりもブロックが大きくて、さらに細かい溝が刻まれており、雪に食い込んでグリップします!
その他にもいくつか理由がありますが、これらの違いによってスタッドレスタイヤは雪道でも滑りにくいのです!
当社では、冬タイヤへの交換から販売まで行っています。
本格的な冬シーズン到来の前に、備えられてはいかがですか??
営業課 増田