車が白煙を吹いたことはありますか??
車が白煙を吹いたことはありますか??
2021年2月22日
みなさまこんにちは!!
みなさんは車から白煙が出ているのを見たことはありませんか??
「多少白煙が出ていても大丈夫よ」なんてことはありません。
では、白煙が出る原因は何があるのでしょうか。
そもそも自動車は燃料を燃焼し発生するエネルギーを、ピストンを動かす動力に変えて動いています。
この燃焼の過程において、間違ってエンジンオイルが燃焼室に入り燃えてしまうことによって白煙が出ます!
エンジンオイルは、金属同士がこすれて摩耗するのを防いだり、エンジン内の温度を下げたりするなど、いろいろな役割をもっています。
このエンジンオイルが燃焼室に入ってしまうことを、「オイル上がり」または「オイル下がり」といいます。
オイル上がりとは、ピストンシリンダの摩耗などによって隙間からエンジンオイルが燃焼室に侵入することです。
オイル下がりとは、吸・排気弁のステム(軸)部とバルブガイドの隙間から、オイルが燃焼室に侵入することです。
エンジンオイルが上がったり、下がったりして燃焼室に侵入するためこのように呼ばれています。
エンジンオイルはガソリンと比べて気化しづらく引火点が高いので、混合気に混入すると一部が燃え切らずに白煙となって排気管から排出されます。
白煙が出るということは、燃焼室にオイルが混入している、それを引き起こすエンジンの不具合が発生していると考え、早めに点検した方がいいです。
愛車の異常を感じたら当社までご気軽にご連絡ください!
増田