マスクの効用について

マスクの効用について

2021年5月31日

マスクが新型コロナの予防に有効だ、ということは今さらな話で皆さんも感じておられると思います。

マスクの着用をし始めて今ちょうど1年と2か月ですが、新型コロナだけでなく普通の風邪やインフルエンザさえも少なくなっているようです。

調べてみるとマスク着用時の感染リスク低下は約85%あるようで、とくに医療用によく用いられる微粒子を通しにくい「N95マスク」はやはり効果が高く、約96%もあったとのこと。

なので医療従事者だけでなく患者の搬送業務の方、また持病のある方や高齢者などはN95マスクを選択するのも良いのではないでしょうか。

ところが着用効果があるその反面、このまま長い期間マスクを着け続けることによって免疫力や抵抗力が落ちてきているとの考えもあるようです。

太古の昔からさまざまな菌やウィルスと共存をしてきた人類は、

「体に侵入される→やっつける→免疫力の強化」これを毎日というより、常に四六時中くりかえしています。

マスクをすることにより大気中に浮遊している雑菌さえ入らないので鼻毛も伸びなくなっているようですし、手の消毒を常にやることでもほぼシャットアウトでしょう。

このままこの生活が続くと、人類はさまざまな病気への抵抗力を失ってしまいかねません。

そこで免疫力強化になる方法も調べてみました。

[1]運動をする

免疫系の細胞を刺激してくれる物質は、骨や筋肉からつくられることが分かってきました。適度な運動によって筋肉や骨が刺激を受け、免疫系の機能が落ちかけていた状態をもとに戻してくれるという働きが期待できます。運動は、ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。逆に、過度な運動をするとそれがストレスになり、かえって免疫細胞に悪い影響を与える可能性がありますので注意しましょう。

[2]体温を高める

運動や入浴などで体温が上がる状態をつくりましょう。体温が少し上がると、免疫細胞が動きやすくなります。風邪をひいたときに熱が出るのは、免疫細胞ががんばっているという意味に捉えることもできます。体温が上がると血流やリンパの流れがよくなり、その流れにのって全身をパトロールする免疫細胞が、侵入してきたウイルスを捕まえやすくなります。

[3]バランスのよい食事と、腸内環境への気遣い

1つの食品で免疫機能を高めることはできません。バランスのよい食事をしていれば、からだに必要な糖分、アミノ酸、脂肪分、ビタミンなどは十分摂れます。規則正しい生活をおくり、食べ過ぎない、飲みすぎないことを心がけ、空腹だからと一度にたくさん食べたり、食後すぐに寝てしまったりという過ごし方も避けましょう。食べた食品が効率よく消化吸収され、代謝をよくするといった腸内環境を整える意識も必要です。ヨーグルトや納豆などの発酵食品を適度にとるのもおすすめです。

私個人的にはマスクを外して山歩き・森林浴などはいいのではと考えておりますが皆さんいかがでしょうか。

営業課、中原

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