横断歩道を渡ろうとする人が！！あなたは止まりますか？？

みなさまこんにちは！

スムース（スムーズ）横断歩道って知っていますか？

この写真のように横断歩道の部分が盛り上がってる歩道のことです。

横断歩道の部分が10㎝ほど高いため、歩道から歩道へ段差なくスムースに渡れることから、この名前で呼ばれているようです。

ただ、このスムース横断歩道はバリアフリーを目的として作られているのではありません。

段差があることによって、車は減速するので、歩行者がいる場合停止するようになるのでは？という考えから生まれたものです！

また、道が高くなることで、小さな子供でも見えやすくなるという効果も期待されます。

通学路や学校の前に設置することで、児童生徒の安全確保にもつながることが期待されています！

実際、効果はどれくらいあるのでしょうか？

2018年に横浜市が行った社会実験では、歩行者に譲った人が25％から53％に増えたというデータがあります。

運転者が、気を付けようという意識を高めるのに、一役買っているようです。

JAFの調査では、歩行者が渡ろうとしている際に一時停止をした車は、8,281台中2,534台（30.6%）。

調査開始の2016年から、年々一時停止する車両は増加傾向にあるようですが、依然として約7割の車が停止しなかったという結果が出ています。

交通弱者の安全を守るためにも、ドライバーの意識を変えるだけではなく、このようなハードの整備も必要になるはずです。

誰もが安心できる交通社会の実現のために、まずは自分ができることから始めていきましょう！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　増田