個人賠償責任保険入ってますか重複していませんか？

　４月になって新入学や就職で新生活が始まった方が多いのではないでしょうか。

その中でご本人やご家族が通学・通勤で自転車で通われている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

もし乗っている自転車で歩行者にけがをさせたり、自動車に衝突して壊したりした場合、あなたはどうしますか？

日常生活で他人にけがをさせたり、他人の物を壊してしまった時その損害を補償するための保険に損害保険各社によって名称は異なりますが個人賠償責任保険があります。

　個人賠償責任保険で補償される事故には、以下のような例があります。

・自転車に乗っていて歩行者に接触し負傷させた

・自転車に乗っていて駐車中の自動車に接触し、損傷させた

・ベランダから誤って物を落とし、歩行中の人にけがを負わせた

・居室で水漏れ事故をおこし、階下の部屋の家財を水浸しにした

・自分のペットが他人にかみついて傷を負わせた

以上のような例がありますが、仕事中の事故や他人から預かったもの・借りた物を壊した場合、住居以外の不動産が原因での事故は補償対象外です。

　補償の対象は、基本的に生計を共にする同居の親族になります。

世帯主が加入していれば、同居の配偶者や子供が起こした事故も補償できます。

親から仕送りを受けている別居の子供も生計を共にしているということで対象になります。

保険会社の商品によっては、より補償範囲の対象者が広いものがありますのでどこまでの範囲が対象になるのかよく確認しましょう。

　保険料が安いわりに大きな補償が準備できる保険ですが、いろいろな保険の特約で加入されているケースが多いので重複して保険料が無駄になっていないか確認されてみてはいかがでしょうか。

営業課　神谷