気を付けよう食中毒
気を付けよう食中毒
2022年6月8日
6月になりました、ジメジメした梅雨の季節です。
梅雨の季節というと増えてくるので注意したいのが食中毒です。
食中毒には、細菌性・ウィルス性・自然毒など、いろいろなものがありますが梅雨の季節に特に注意したいのは、細菌性の食中毒です。
よく知らているのは、O157やサルモネラ菌などの菌が原因の食中毒です。
このような食中毒に対して身近にできる予防法は食品の衛生管理といわれています。
皆さんのほとんどが、日にちが過ぎてしまった食品や異臭のする食品は食べないなど、基本的なことは守られていると思います。
その中で、うっかり見過ごしがちなのがペットボトル飲料です。
ペットボトルから直接、飲み物を飲んでいる方がたくさんいらっしゃると思います。
実は、このペットボトルの飲み口から雑菌が入ってしまい、食中毒の原因になることがあります。
細菌が繁殖しやすいのは、気温30度前後といわれているため、車内においていたりしたら要注意です。
特に細菌が繁殖しやすい麦茶だと、口をつけた24時間後には細菌数が50倍以上に増加します。
細菌の繁殖が引き起こすのは、食中毒だけではありません。
ガスを発生する細菌がペットボトルの中に入り、細菌の増殖が旺盛な環境におかれてしまうとペットボトルが膨張して破裂する可能性が高まります。
飲み物の種類と何℃で保存されるかにもよりますが、早ければ1日から2日でペットボトルの膨張や破裂がみられる場合があり、ケガをされる方もいらっしゃいます。
ペットボトル飲料は、一度コップに移してから飲むか早めに飲んでしまいましょう。
営業課 神谷