自動車保険の加入率

自動車保険の加入率

2022年9月5日

 

 

 2021年3月末で、自動車保険の加入率は任意自動車保険と共済を合わせて88.4%(損害保険料率算出機構)でした。

約10台に1台は自動車保険に加入していないため、事故の相手が無保険だという場合も十分に考えられます。

そうなると、最低限の補償は自賠責保険により受けることはできますが、それを上回る範囲については相手の支払い能力次第となってしまいます。

 

 自動車保険未加入の運転者のなかには、自賠責保険があるからと考えられている方がいらっしゃいます。

自賠責保険の傷害賠償の限度額は120万円です。

これは治療費だけでなく、通院のための交通費・休業補償・慰謝料まで全て含んでの金額です。

被害者に後遺症が発生したり、死亡してしまった場合は3000万円が限度額となりますが、その方の年齢・職業・家族構成によっては全く足りない金額です。

 

 自動車保険未加入の運転者のなかには、前年に交通事故を起こして、等級が下がって保険料が急上昇してしまったために、払うことができず保険契約の継続を中止してしまったり、「自分の運転に自信があるから」などと、自動車保険の保険料を払うのを惜しんでいる運転者いるようです。

 そんな相手と事故を起してしまったらと不安になってしまった方もいるのではないでしょうか。

しかし安心してください最近は交通事故の相手の自動車の保険の有無に関わらず、ケガなどの治療費を広くカバーできる人身傷害保険というものがセットされるようになってきました。

 

 人身傷害保険とは相手との示談に関係なく、治療費・休業損害・慰謝料や死亡による損害額を払ってくれるものです。

人身傷害保険の最低保険金額は3000万円ですが上限は無制限です。

ご自分の年齢・収入や家族構成などによって必要な保険金額を選ばれたらいいでしょう。

 自動車保険の加入内容のご相談でしたら是非とも当社をご利用ください。

 

営業課 保険担当 神谷

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