車の水没・冠水に備えよう
車の水没・冠水に備えよう
2024年5月28日
近年、多発している自然災害が台風やゲリラ豪雨などによる冠水や水没被害です。
台風や豪雨などで河川が氾濫すれば道路や住宅に大きな被害が発生しますが、車も同様に大きな損害をうけることになります。
冠水した道路の途中で車が立ち往生している映像を見たことはないでしょうか。
水没しているわけではないのに、なぜ走り抜けることができなかったのでしょうか。
車はある程度の水深までは耐えられるように設計されていますが、耐えられる水深というのは思いのほか浅いのです。
自動車の床面が浸からない程度(タイヤの高さの半分くらい)までが限界です。
走行していて、冠水路に突っ込んでしまったら水をまき上げないように慎重に走り抜けます。
そして、水に浸かった状態ではエンジンを絶対に切ってはいけません。
排気圧がなくなりマフラーから水が浸入して車が動かなくなってしまい、最悪はエンジンが壊れてしまいます。
あと、駐車していただけなのに、気が付いたら車が水没してしまったなどということもあります。
車両保険に加入していれば水没に対しても補償されます。
修理不能の全損となった場合でも、時価相当額(保険契約金額)の保険金が支払われます。
けれども、受け取った保険で修理費用を補うこともできますが、水没のようなケースでは修理代も高額になり受け取った車両保険ではおそらく賄うことはできないでしょう。
車の冠水に備えて、冠水しやすい場所を把握し駐車しない・走行しない、天気予報をこまめに確認をしてください。
たかが雨ですが冠水や水没による車へのダメージは重大です。
くれぐれも自分や自分の車が被害にあわないように普段から十分気を付けておいてください。
営業課 保険担当 神谷