落雷事故は何に気を付けるべき?
落雷事故は何に気を付けるべき?
2025年4月15日
奈良市の学校でグランドで生徒6人に落雷して救急搬送された事故がありました。
日本国内ではここであれば雷が落ちないという場所はありませんが、その確率はどれぐらいでしょうか。
雷に打たれる確率は世界では百万分の一で、年賀状の一等に当たる確率と同じです。
確率とすれば低いですが、日本では落雷を受ける人数の平均はおよそ年20人でそのうち7割がなくなられています。
一方、世界での年間の被害者は約1000人ぐらいで死亡された方は3割ほどです。
日本の死亡率の高さは雷に対する意識の低さともいわれていますので、確率は低くても注意が必要です。
遠くに雷鳴が聞こえている時には、すでに危険な状態になっています。
雷は雷雲の場所次第でどこにでも落ちます。
特に海・グランド・ゴルフ場・屋外プール・砂浜などでは人間に落雷しやすくできるだけ早く安全な場所に避難しなければいけません。
安全な場所とは鉄筋コンクリートの建物や自動車や列車の中です。
建物の中でも家電製品や窓・壁から1m以上は離れておきましょう。
やむおえず屋外にいる場合は、近くに電柱や鉄塔がある場合は保護範囲に入り姿勢を低くして雷が止むのを待ちましょう。
※保護範囲:電柱や鉄塔から4m以上離れ天辺から地面への角度45度以内の範囲
これから8月をピークに雷が発生する日が増えてきます。
皆さん特にレジャーでお出かけの際は雷のことを頭の片隅に入れておいて頂ければと思います。
営業課保険担当 神谷