バッテリーも交換できる？？

みなさまこんにちは！！

昨年中国の企業が電気自動車のバッテリーをサブスクリプションする案を発表しました。

すなわちバッテリーを所有するのではなく、交換しながら使います。

車両価格からバッテリー代金を引くので、車の購入金額が安くなり、バッテリーを交換するごとに使用料を払う、すなわちガソリン代を払うようなイメージですね。

値段も安く、充電の時間がかからないという電気自動車の問題を解決する画期的な案のように感じます。

実は、この案は30年ほど前にあったそうなんです。

ではなぜ採用されていないんでしょうか？？

ここには２つの課題があるのです。

1つは、交換するバッテリーの収納スペースの問題。

各メーカーのバッテリーを規格ごとに保管する・・・。

今のガソリンスタンドの面積ではとても収まりきらないですよね・・・。

世界共通規格のバッテリーを作るという方法もありますが、これまた難しい方法です。

もう１つは、バッテリーの性質の問題。

電気自動車はPCやスマートフォンに使われるものと同じリチウムイオン電池を使っています。

そのため電池を空にしてから満充電するよりも、少し残っている状態でこまめに充電し満充電にしない方が長持ちするのです。

こうなると、空になったバッテリーを交換し、満充電されたバッテリーに交換するのは、電池の長持ちしない方法でよくないとなりますね。

新しい性質のバッテリーが開発されることが一番の解決策かもしれないですね！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　営業課　増田