🌞 車内置き去りに注意!真夏は10分で命の危険 ⚠

🌞 車内置き去りに注意!真夏は10分で命の危険 ⚠

2021年8月5日

 

 

真夏の炎天下、車内の温度は急上昇して時には60℃近くにまで達します。

総務省によると、昨年8月の熱中症により緊急搬送された患者は約4万3千人で前年よりも6千人以上増加したといいます。特に、乳幼児や幼児は体温調節機能が未発達なため、大人よりも熱中症にかかりやすいといいます。また、ペットにおいても、例えば犬や猫は汗腺が足の裏などにしかないため、体温調節が苦手で、特に暑さには弱いといわれています。

 2019年8月のJAFの調べでは、「子どもやペットを車内に残したままのキー閉じこみ」による救援要請が144件あったそうです。緊急性が高く、ドアガラスを割るなどしたケースも9件あり、冷房の効いていない車内は、わずかな時間でも高温になるため大変危険です。

少しの間なら大丈夫、という油断は、

熱中症による死亡事故に直結しかねないことを自覚しておくことが大切です。

JAFが実施した熱中症指数(WBGT)の実証実験では、真夏の車内はエアコン停止からわずか5分後には熱中症指数が25を超え警戒段階へ。15分後には31以上となり危険レベルに達しました。

 

ボディカラーが白の車両では、車内温度が50℃前後になり、ダッシュボードの最高温度は80℃近くになったといいます。これは火傷の危険性さえある温度です。ボディカラーが黒だとさらに高くなるのは、外装色の黒が光をより吸収しやすい性質を持つためだと考えられます。

また、サンシェードはダッシュボードの温度上昇を防ぐ効果はあっても、車内温度の上昇を防ぐことはできないということも分かります。

 今年の夏も引き続き、新型コロナ対策と熱中症対策をバランスよく行う必要があります。そうした対策とあわせて、夏の車内温度上昇の危険性を再認識し、子どもやペットは絶対に車内に残さないようにしましょう。

富士原

 

 

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