自動車業界にも影響が・・・。

トヨタ自動車は1日、国内の14工場すべてで生産を止めます。

取引先の部品メーカーでシステム障害が発生し、部品の供給が滞ったのが原因とみられます。

サイバー攻撃を受けたものとみられます。

この影響は約1万3千台の生産に出るものとみられています。

また、2日以降の対応は未定とのことです。

日野自動車の羽村工場（東京都羽村市）やダイハツ工業の京都工場（京都府大山崎町）など、トヨタ車を作るグループ企業の工場も含まれます。

このほか、日野も同日、自社のトラックを作る古河工場（茨城県古河市）の生産を止めると発表しました。

システム障害が起きたのは、樹脂部品をつくる愛知県の小島プレス工業です。

広報担当者は「サイバー攻撃を受けた可能性が高い。原因を含めて調査している」と話しています。

トヨタは「関係仕入れ先とともに、部品不足に対するあらゆる対策を図り、1日でも早く、お客様に車を届けられるように尽力する」とコメントを出しました。

トヨタの社内システムには障害は起きていないといいます。