今話題、当たり馬券の税金の件

今話題、当たり馬券の税金の件

2022年6月20日

お笑いグループ「インスタントジョンソン」のじゃい(50才)さんが、当たり馬券と税金の件で今話題になっている。

『【超緊急配信】じゃいのところへ税務署がやって来た【拡散希望】』という自身のYouTube動画内で「破産しました」と報告。2021年秋、自宅に税務署の職員が来て、通帳や過去の資料を持って行ったという。そして2022年3月、「マンションを買えるぐらいの税金の請求」が来たと明かす。 「ハズレ馬券が経費にならないということで……。

わかりやすく言うと、競馬でずっと負け続けていて1億円負けていたとする。そして年末最後に1億円勝ったとすると、その当たった1億円に対して税金がかかるので、まったく勝っていないのにまるまる税金を持っていかれてしまうということです。

これは納税なんてもんじゃないです。競馬ファンの中では二重課税と言われていますが、僕にとっては “カツアゲ” レベルです」と。

ちなみに「競馬や競輪などの払戻金は一時所得になり、1年間に受けた払戻額の合計が特別控除の50万円を超えていれば税金がかかります。仮に馬券を300万円買って払戻が200万円だったとして、トータル100万円の負けですが、払戻200万円から控除を引いた150万円に税金がかかる。残念ながらこれが現在の法律です。

馬券は売上の10%が国庫納付金となっているため、これも実質税金です。じゃいさんの言う二重課税とはこのことを指しています

じゃいさんは、2020年12月に川崎競馬で6410万6465円の馬券を的中させて払戻を受けたことを、YouTubeで報告している。この払戻が、2020年の所得として税務署の調査を受けたのでしょう。

子供の教育資金や親からの借金で税金を払ったというじゃい。「こんな税金制度なら馬券を買う意味がなくなってしまう。これは提案なのですが、競馬や競艇の税金は無税にした方がいいと思う」と訴えていた。

じゃいさんのYouTubeチャンネルには、続々と応援のコメントが寄せられている。 《最近競馬に興味持ってくれる人相当増えたからこういう競馬の闇というか裏の面を大々的に言ってくれるのはいいね》 《JRA は競馬ファン獲得のCMに力を入れる前に、安心してい馬券購入出来るようなファンの立場に立った環境の整備に力を入れてほしいですね》 《私もずっと理不尽に感じていました。この動画で一石投じていただいたことで政治家の方々がこの問題に対し動いてくれることを切に願います》 「馬券の二重課税は長年、競馬ファンを悩ませています。ゲームの影響などで新規ファンが参入し、馬券売り上げが増加している今だからこそ、こうした問題は注目されるべき。JRAも注意を促すだけでなく、法改正に積極的に動いてもらいたいですね」

ちなみに、ネットで馬券の購入や払い戻しをせず、競馬場や場外馬券売場で払い戻しを受けた場合は申告しなくてもわからないよ、という意見もあり、より不合理・不公平さを感じてしまう。

皆さんはどう思われるだろうか。  営業課、中原

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