地震保険て何?
地震保険て何?
2022年9月24日
近年、南海トラフ地震の危険性と被害想定が報道されることがよくあります。
地震にあった時の備えとして、地震保険がありますが地震保険とはどんな保険か皆さんご存じでしょうか。
地震保険とは〈地震、噴火またはこれらによる津波を原因とする損害〉を補償する保険です。
地震等が原因であれば火災その他の損害は全て地震保険の補償対象であり、単なる火災保険だけでは保険金が出ないのが最大の注意点です。
掛けられる保険金額は、居住用建物五千万円、家財1千万円が限度額です。
必ず火災保険と一緒に契約し、かつ火災保険金額の30%~50%の範囲内と決まっており、どこの保険会社で加入しても保険料・補償内容は同一です。
地震保険は通常の保険と異なり、保険会社と政府の共同運営です。
保険金支払い方法は損害実額ではなく、全損・大半損・小半損・一部損の4種類と決まっています。
阪神淡路大震災時では全損・半損の2種類だったのが、今迄に複数回改定されて、保険金支払い方法は増えています。
皆さんが加入されるとき建物だけに目が行きがちですが、近年は高層建物が多くなり、大きな揺れによる家財の落下や転倒等で家財への損害が多くなりました。
家財は建物に比べて支払保険金額は小さくなりますが、家財への地震保険は、建物と同様に<生活再建費用>として大きな役割を担います。
いま一度、ご自宅の火災保険の加入内容をチェツクしてみてはいかがでしょうか。
営業課 神谷