地震の際に保険で被害の全額補償を受けるには

地震の際に保険で被害の全額補償を受けるには

2024年4月9日

  

 

 地震保険は、加入に際してさまざまな制限があります。

地震保険は単独で加入できず、主契約の火災保険に付帯する形で契約します。

なおかつ、火災保険の保険金額(契約金額)の30~50%で補償を設定します。

50%までの補償では、住宅ローンの返済が始まって間がない時に地震災害で被災すると地震保険だけでは補償が足らず負債が増えてしまいます。

地震保険の補償を上乗せして100%全額の補償にする方法を考えてみましょう。

 

 地震保険は『地震保険に関する法律』により制度が成り立っているため、どこの保険会社で加入しても保険料や仕組みに差はないです(火災保険に付帯し契約しますが、火災保険の内容は保険会社によって違います)。

地震保険の補償を100%全額にするには、既存の地震保険の契約に、補償を特約として上乗せする必要があります。

地震保険の上乗せ補償は各保険会社の独自の制度・仕組みで火災保険などに特約があるのが一般的です。

一部の商品を除くと地震等による火災が対象のことが多く、地震そのもので全壊した場合等には対象外になります。

なお、地震火災費用保険金は建物が半焼以上になった場合などの要件がありますので注意してください。

また保険会社によっては、地震保険の上乗せ補償は細かい要件に違いがあります。

 

 皆さんのニーズにマッチした内容であっても保険料の負担は増えることには変わりません。

予算とのバランスをどう取るかという問題がでてきます。

ご加入を考えられる際にはどうぞお気軽に相談を頂ければと思います。

 

営業課 保険担当 神谷

 

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