自動車保険のドラレコ特約
自動車保険のドラレコ特約
自動車保険には基本の補償のほかに付ける特約があります。
いろいろな特約があるなかで、近年はドライブレーコーダー特約を付ける方が増えてきています。
交通事故・あおり運転などのトラブルが発生した時にレコーダーに記録された映像や音声の記録によって証拠を残すことができるものです。
今回は、損害保険会社のドライブレコーダー特約の概要をご案内いたします。
今、ドライブレコーダー特約を取り扱っているのは、あいおいニッセイ同和損保・損保ジャパン・東京海上日動・三井住友海上の4社です。
まず、損害保険会社のドライブレコーダー特約は、性能の高いドライブレコーダーを低コストでレンタルできます。
レンタルですので、故障してもその修理は保険会社が負担するので修理代はかかりません。
基本的なサービスを4点ほど上げます。
・事故などの発生時に保険会社の事故受付センターに自動連絡される。
・事故発生直後にドライブレコーダーに記録された映像が保険会社に送信される。
・危険運転等のアラート(警告)機能がある。
・安全運転診断サービスがある。
保険会社によっては、安全運転の度合をスコアにして翌年度の保険料を割引したりしています。
事故発生時にドライブレコーダーから送信された映像で、事故状況がリアルに保険会社に伝わり状況の説明をする必要がありません。
また、状況がはっきりしているので保険会社が過去の裁判例に基づいて過失の責任割合を算出し、示談交渉をするのも円滑・正確になってきます。
GPS機能がついているので、現場の位置を正確にとらえることができ緊急車両やレッカー車の手配も、素早く完了できます。
デメリットを上げると月々のレンタル費用(650円~850円程)が掛かることと、特約だけ基本の契約と違う保険会社では加入できないことでしょうか。
それでも自動車運転時の安心を買うということでは、安いものではないでしょうか。
ドライブレコーダーを買い替えたり、新たに付けたりされようと思われている方は、是非とも、特約を付けられることを、ご検討の対象に入れられてはどうでしょうか。
営業課 保険担当 神谷